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とはずかだり

その時々、心に浮かんだことを綴ります

俗字

 俗字というのは「正字ではないが世間一般に通用している漢字」(「明鏡国語辞典」大修館書店)ということです。なぜ、こんなことを書き始めたかというと、20年ほど前になるだろうか、「国鉄の『鉄』の字は『金偏に失』では、金を失うで縁起が悪いから、『金偏に矢』と書いた」と書いた文を読んだからです。本棚にまだ国鉄時代の時刻表があったので引っ張り出して見たら、表紙に「日本国有鉄道監修 交通公社発行」と書いてあり、『鉄』の字は『金偏に矢』が書いてあった。こういう面白いことを知ったら、誰かに話したくなるのが私の性分なので、学校で子どもたちに話してやろうと、この時刻表をしまって置いたつもりだった。今年、中学生になる孫にもまだ話していなかったと思い、例の時刻表を探したが見つからない。引っ越しの荷物に入れなかったのだろう。図書館に行けばあるだろうと思ったが、現在、新型コロナ騒ぎで、区内の図書館は閉館中です。手元にある数冊の漢和辞典などを広げたが、「金偏に矢」の字は見つからなかった。電子辞書の中の『新漢語林 第二版』(大修館書店)には、「俗字」として載っていたので、俗字の話になったのです。「正字ではないが、世間一般に通用しているのが「俗字」だということだが、私はあの時刻表以外に「金偏に矢」の「鉄」という時を見たことがない。
ところが、3日ほど前、ウォーキングしていたら、いつものコースにあるスクラップ屋の看板に「銅 鉄(「金偏に矢」と書いてあった)買い入」という看板が出ていた。やはり、「世間一般に通用していたんだ」と嬉しくなり、次の日、カメラを持って写真撮りに行った。
〔スクラップ屋の看板;鉄の字を見てください〕
「金偏に矢」の「鉄」の字を使った看板

そのとき、スクラップ置き場の入り口に一円玉と五円玉が落ちていたので拾って事務所に回り、小窓を開けて、「どうなさいました?」と顔を出したおばちゃんに、「そこの歩道入り口にお金が落ちていたので、こちらの運転手さんが落としたのかと思って」と差し出したら、応対した人は、すぐに私の手の平に返して、「いいですよ」と、言った。
帰宅してから、ネットで調べていたら、「JR東日本の正式名称は何ですか?」という文が見つかり、次のようなことが書いてあった。“「鉄」の字については、1986年に日本国有鉄道の広報部に発足した「承継法人の愛称名及びロゴマーク等」を検討するプロジェクトの中で決定されました。
鉄道の「鉄」の字は、「金偏に失う」と書きますが、国鉄が赤字に苦しんだことから、「新会社は金を失わないように」との思いを込め、「東日本旅客鉄道」の「鉄」の字を敢えて「金偏に矢」で表すことにしましたが、実務上の混乱や手間を避けるため、ワープロなどによる表記は通常の文字を用い、正式名のロゴタイプにのみ、あくまで「作り文字」として、「金偏に矢」の字を用いることとしました。”
 それなら、最近の時刻表でも「金偏に矢」を使った字が使われているのではないかと思い、「2019.3.16ダイヤ改正時刻表」を見たら、裏表紙の「東日本鉄道株式会社」の『鉄』の字が「金偏に矢」になっていた。
〔2019.3.16ダイヤ改正時刻表の裏表紙〕
「金偏に矢」を使った時刻表

“JR四国を除く、他のJRも同様に「鉄」の字を「金偏に矢」で表現しています。
JR四国は「実際にない文字を使用すべきではない」として通常の「鉄」を使用しているという説があります。”

JRに限らず、私鉄にも「金を失うのが嫌で『鉄』の字を使っていない会社があるのではないか」という気がしてきました。
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  1. 2020/05/12(火) 09:00:00|
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猫の逃亡予防

先日、我が家の猫が、マンションの大規模修繕のために隣家との石膏ボード製のベランダの間仕切りが外されているので、隣のベランダに逃げて行ってしまったことを書いた。隣で止まっていたから良かったが、下手をするとベランダ伝いにどこまでも行ってしまったかも知れない。心配なので、東隣の境に衝立の柵を置いた。雨水の排水溝があるので、そこの所には、ペットボトルに水を入れて立てかけた。猫が倒してしまわなければ、雨水は流れるし、うまくいきそうだ。
〔逃亡予防の柵とペットボトル〕
ベランダの柵

東隣の境は、コンクリートの防火壁になっており、逃げられる心配はない。延焼予防のため、防火壁はベランダの2倍くらい突き出している。猫が爪を立てようが、ジャンプしようが隣家に行くことはできない。
〔東隣とはコンクリートの防火壁で仕切られている。幅もベランダの2倍ほど広くそとに突き出している〕
防火壁

防火壁

そこで気付いたこと、もし火災が起こって、我が家の西の方の住戸の方々がベランダ伝いに避難してきたら我が家の所でどん詰まりになる。あとは、我が家に入り、部屋を横切って通常の通路に出るしかない。普段から部屋を片付けておく必要があると気付いた。
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  1. 2020/05/11(月) 09:00:00|
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マスク

 もう10日ほど前になるが、夕方買い物に行った妻が、50枚入りのマスクを買ってきた。中華料理屋の店先で売っていたそうです。ほかにも、「肉屋の前でも売っていた」と言っていました。私が夕方近所のドラッグストアを覗いたときはなかったのに。その日の新聞には、次のようなことが書いてあった。「中国では、自動車工場などいろんな業種がマスク生産に乗り出した。感染も下火になり、都市封鎖も解除されて生産活動がおこなわれるようになり、マスクの生産量も伸びている。中国貿易をやっている会社の話として、『マスクが手に入るけど要らないか』と声をかけられて輸入したが、今までドラッグストアとは取引がないので心配だ。そこで、以前から取引のあるラーメン屋などに声をかけている」と話していたそうです。だから、我が家の近所でも、薬局などとは無縁の店でマスクを売っていたのかと、納得した。それにしても、トイレットペーパーもボックスティシュもマスクも買えるようになった。新型コロナが旧型になる前に収束して欲しい。
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  1. 2020/05/10(日) 09:00:00|
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2色の花

 向かいの中学校には、生垣の外側に歩道に沿って幅45センチほどの花壇がある。花好きの職員がいるのだろう。先日も、チューリップが綺麗に咲いていたが、花が散りかかるとすぐに花の下で花柄が切られた。引き抜かないで、葉や花柄を残したというのは、光合成を続けさせて球根を育てているのだと思た。
 先日、床屋の帰りにそこを通ったら、ちょうどツツジが満開だった。花壇のツツジは白い花だったが、その中にピンクの花びらが1枚混じっていた。「近くにツツジが多いからピンクの花びらが飛んできて白い花の上に落ちたのだろう」と思って、ピンクの花びらを摘まんで引っ張ったら、別の花から飛んできたものではなく、白い花の中の1枚だった。

〔白い花の上にピンクの花びらが落ちたように見えた〕

白い花にピンクの花びらが落ちたように見えたツツジ


気を付けて周りの花を見たら、白い花びらに筋のようにピンクの線が入った物もあった。
2色のツツジ②

一つの花に白とピンクの花びらが、一緒に咲いていたのです。
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  1. 2020/05/09(土) 09:00:00|
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寂しい公園

 下の公園を覗くと、小さい子を遊ばせている家族連れの姿を多く見かけるようになった。母親がゴールキーパーで子どもと父親が攻めてサッカーをしている姿、子どもがプラバットを構え、母親がピッチャーをやり、父親がキャッチャーをやっているグループ。親子で長縄跳びをしている人達。ヨーロッパには、バカンスという長期の休みがあると聞くが、「わが国でもテレワークや通勤自粛で、家族での過ごし方が身についてきたのかな?」とほほえましく感じていた。ところが、先日散髪の帰りに公園を通ったら、全ての遊具や傍のベンチにまで「危険あそぶな」と印刷された黄色のテープがぐるぐる巻きにされていた。
〔「危険あそぶな」と張り巡らされたテープ〕
使用禁止の遊具


使用禁止の遊具②

 
今まで使われていたのだから、急に遊具が痛んで危険になったわけではあるまい。「ここで群れると、新型コロナ感染の危険がある」ということなのだろう。
これでは、また人気のない寂しい公園に戻ってしまう。
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  1. 2020/05/08(金) 09:00:00|
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